TOPへ
お問い合わせ

日本鉄筋継手協会ご紹介 鉄筋継手とは NEWS 資格試験・技量検定 認定 会員 刊行物案内



1.機械式継手の原理
 機械式継手とは鉄筋を直接接合すのではなく、特殊鋼材製の鋼管(スリーブ又はカプラー)と異形鉄筋の節の噛み合いを利用して接合する工法で、異形鉄筋のみに可能な継手です。鉄筋に生じた引張力は鉄筋表面の節からせん断力として継手金物に伝達され、さらに、継手金物から他方の鉄筋に伝達されるという機構です。このため、引張力を確実に伝達するためには、筒状の継手金物への挿入長さの管理が最も重要ですが、挿入長さ以外に、鉄筋を固定するために、充填材を注入する工法もあり、それぞれの管理項目が定められています。


図1 機械式継手の原理

2.機械式継手の種類
 機械式継手には図2の種類があり、主な継手工法の概要については(1)〜(4)のとおりである。


図2 機械式継手の種類

(1)ねじ節鉄筋継手
 鉄筋の製造段階(熱間圧延)で、鉄筋表面の節がねじ状に形成された異形鉄筋を、内部にねじ加工された鋼管(カプラー)によって接合する工法で、鉄筋とカプラーの隙間にグラウト材を注入して固定する継手工法。

写真1 ねじ節鉄筋継手(一例)

(2)モルタル充填継手
 継手部に挿入した内部がリブ加工された継手用鋼管(スリーブ)と鉄筋との隙間に高強度モルタルを充填して接合する工法。

写真2 モルタル充填継手(一例)

(3)端部ねじ加工継手

 鉄筋の端部に摩擦圧接などにより接合したねじを相互に突合せ、長ナットによって接合したのち、長ナットの両端を固定ナットで締め付けて一体とする工法。


写真3 端部ねじ加工継手(一例)

(4)鋼管圧着継手
 異形鉄筋を継手部に挿入した鋼管(継手用スリーブ)を、冷間で油圧により鉄筋の節部に圧着して接合する工法。


写真4 鋼管圧着継手(一例)

3.主な機械式継手関連資料
 ・鉄筋継手工事標準仕様書 機械式継手工事(2009年)[PDF 目次]
 ・鉄筋機械式継手部検査要領書[PDF 目次]
 ・鉄筋継手マニュアル[PDF 目次]
 ・機械式継手工法一覧[PDF 電子データ]



「鉄筋継手とは」へ
「ガス圧接継手の原理と種類」へ
「溶接継手の原理と種類」へ
「鉄筋継手Q&A」へ